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2021.09.28
平屋 資金計画

平屋を購入する時の資金計画は?お得な住宅ローンも紹介

平屋を購入する際の資金計画やメリットやデメリットとは

目次

 

平屋と聞くと築年数が経過した住宅や、高齢者世代向けの住宅という印象を受ける人が多いかもしれません。

しかし、最近では子育て世代でも新築で平屋を建てるケースが見られます。「階段が無く生活しやすい」「家の中を広く使えるのはが嬉しい」など、平屋に対する好意的な意見も聞かれます。

そこで今回は、平屋に住むメリットやデメリット、二階建て住宅との比較や価格の内訳などを解説。平屋に関する疑問や注意点も詳しく解説します。

平屋住宅を新築で建てる場合の相場

新築で平屋住宅を建てるときに気になってくるのが予算ではないでしょうか。

平屋の相場を知ることで間取りやプランを作るときの目安になります。平屋の建築費用は、延べ床面積や依頼する住宅会社、間取りや設備で変わります。

2~3LDKの広さで1,000~2,000万円くらいが相場。住宅会社に見積もりを取って比較すると費用の詳細が理解できます。

平屋を新築する時の資金の相場とは

平屋と二階建ての価格比較

新築で住宅を建てる時は予算を抑えながら、希望の間取りや設備を取り入れたい人が多いでしょう。

平屋と二階建て住宅の建築費用を比べると、7割を超える人が「二階建て住宅のほうが建築費用は高い」と考えている人が多いのです。その理由としては、「平屋よりも使用する資材が増える」「耐震補強に費用が掛かり費用が高くなる」と考えるから。

ただ、実際に建築費用を比べると必ずしも平屋のほうが建築費用は安くなるとは限りません。反対に平屋のほうが建築費用は高くなると一般的に言われているのです。

理由の1つが、二階建て住宅と同じ居住スペースを平屋で確保するために、一定の広い敷地の確保が必要だからです。加えて、敷地面積が広い分だけ屋根の費用が掛かります。

資材の高さも理由に挙げられます。日本では二階建て以上の住宅が主流で、住宅会社は二階建て用の資材を多く調達しています。

しかし、平屋と二階建てで全く同じ間取りになることはほぼ無く、二階建て住宅には必要でも平屋では不要な設備や階段スペースは節約できます。単純に双方の価格を比較するのは難しいので、さまざまな要素を総合的に判断して比較する必要があります。

平屋と二階建ての価格の違いや価格を抑えるポイントとは

平屋で価格が高くなりがちなポイント

平屋住宅が二階建て住宅よりも建築費用が高くなる理由として、屋根と基礎工事も挙げられます。

平屋が二階建て住宅と同じ床面積を確保する場合、単純に二階建てと比較して屋根と基礎の施工面積が2倍程度になります。このことが坪単価辺りで価格が高くなる要因なのです。

二階建てよりも建築費用が高くなりがちと思われる平屋ですが、方法によっては建築費用を抑えられます。平屋の建築費用が高くなるポイントに敷地面積が挙げられます。

二階建てと同じくらいの居住スペースを平屋で確保する場合、どうしても広い敷地面積が必要です。しかし、間取りやプラン次第では必要な敷地面積を抑えられるのです。

平屋を建築した実績が少ないと調達する資材も割高になりやすく、間取りやプランにも制限が出てしまいます。建築価格を抑えるため、住宅会社選びも重要なポイントになるのです。

平屋で予算を抑えるテクニック

平屋の建築価格を抑えるために知っておきたいテクニックを解説します。

最初に知っておきたいテクニックは、設計をできる限りシンプルにすること。複雑な設計を希望すると、その分人件費や材料費が掛かります。

設備や材料のグレードを抑えることでコストダウンが期待できます。キッチンなどの水周りも、メーカーを比較すると大きな価格差が出ます。メーカー名だけにこだわらず、品質やコストパフォーマンスも重視しながら設備を選びましょう。

安全面を考慮すると、知名度の高い住宅会社に依頼しようと考えがちではないでしょうか。ただ、大手住宅会社は仲介手数料や広告宣伝費などの経費が発生する傾向で、低価格で平屋を建てることが困難になります。

併せて、大手住宅会社でも平屋の建築経験が豊富とは限りません。平屋の建築実績が豊富な住宅会社に依頼することで、低予算で平屋建築が可能になるのです。

平屋の価格を抑えるポイントや平屋のメリットやデメリットとは

平屋のメリットやデメリット

ここでは、平屋のメリットやデメリットを解説します。

メリット

平屋のメリットは家事動線が集約している点。

平屋では全ての設備が1つのフロアに揃っているので、無駄な動きや移動時間が少なくできます。お風呂や洗面所は1階・洗濯物を干すベランダは2階の住宅では、洗濯機を回して干すために階段を昇り降りする必要があります。

2階に寝室やクローゼットを設けているケースも多く見られますが、家族を起こしに行ったり服を着替えに行ったりするために階段での移動が必要です。平屋では、そのような移動も少なくなり、家事や日常生活が効率的に進められます。

バリアフリーで幅広い世代が安全に住めるのも平屋のメリット。高齢で足腰が弱ってくると階段の上り下りなども困難ですし、ケガや転倒のリスクも増えます。

赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭でも階段はリスクが大きいので、平屋は安全性に優れているのです。また、平屋はメンテナンス費用も抑制できます。経年劣化によって外壁塗装が必要な時に足場を作る必要がないので費用が安くなります。

デメリット

平屋に住むデメリットの1つが、プライバシーの確保が難しいという点。

家の位置や周囲の環境では家の中が丸見えになることがあります。新築で平屋を建てる際は、周りの環境などもよく検討したうえで間取りやプランを考えると安心です。

また、日当たりの確保が難しいこともデメリットです。平屋で部屋数をある程度確保すると、建物の中心には日光が届きにくくなってしまうためです。

建物の形状などを工夫することで日当たりも改善できますが、その分費用が割高になります。防犯面でも注意が必要で、1階のほうが侵入しやすいため空き巣被害に遭う危険性も高くなります。窓ガラスを二重にするなど、防犯対策を十分行なうことがポイントです。

平屋を新築する際の注意点とは

新築で平屋住宅を建てる際の注意点

最後に、新築で平屋住宅を建てる際の注意点を解説します。

平屋を注文住宅で建てる時はそれなりの費用が掛かります。平屋は二階建て住宅よりも建築価格が高くなりがちなので、高品質・低価格の平屋を建てたい場合は費用を抑えるテクニックを知っておきましょう。

建築費用を抑えるために設計や間取りをできる限りシンプルにしたり、不要な部分をできる限り省くようにするなどの工夫も必要です。知名度だけで住宅会社を選ばずに、平屋の建築実績豊富な会社に依頼するようにしましょう。

平屋は、購入後のメンテナンスコストも安く済むなどメリットも多いのです。やり方次第で平屋マイホームを手に入れることも可能になるのです。

平屋を新築する際のメリットやデメリットや予算など

まとめ

今回は平屋に住むメリットやデメリット、二階建て住宅との比較や価格の内訳などを解説しました。

昔ながらのイメージを持ちつつ進化している平屋。この記事を読んで平屋に興味を持った方は、是非とも参考にして後悔しない平屋スタイルを確立してはいかがでしょうか。

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